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沖縄旅行2012(その11/終) [沖縄]

9月14日(5日目)

今回の旅行も、いよいよ最終日。この日は早朝から行動です。

というのも、宿泊先の ホテルサンパレス球陽館 では、ホテルの女将さんが朝市に連れて行ってくれる無料のガイドツアーがあり、チェックインした際に申し込んでおいたのです。ガイドツアーといっても、実際にはホテルで供する食材の買出しに同行させてもらうというものですが・・・。

行き先は、ディープな沖縄が体験できると巷で噂の農連市場。集合時間の朝7時にフロントに行くと、すぐに女将の金城さんがいらして、挨拶もそこそこに、金城さんの車に乗せてもらって出発です。

農連市場は那覇市樋川2丁目にあり、早朝なら球陽館から車で5分。昭和の雰囲気が色濃く残る古めかしい町並みは、市場のピーク時間を過ぎているため、人はまばらで猥雑さは感じられませんでしたが、テレビで見るアジアの街の映像や、かつて訪れた中国の片田舎の商店街を思わせました。

市場入り口の空いてるスペースに無造作に駐車すると、行きつけのお店を次々と回り、野菜、肉、果物などを手際よく購入していきます。量が多いので、購入したものはお店の人に車まで運んで積み込んでもらうようです。なので、車の鍵はロックしてありません。こうした買出しをほぼ毎日、もう何十年も続けているそうです。ちなみに、観光地としてすっかり有名になった牧志の公設市場(年配のなーふぁんちゅ=那覇人は青空市場と呼ぶらしい)は、プロが買出しに行くところではないと仰ってました。

時間が遅かったこともあり(普段は早朝5時に出掛けて来るらしい)、買出しは30分ほどで終了。途中、熱々のカマボコ(本土で言う薩摩揚げのようなもの)をご馳走になったり、お土産にバンジロウ(グァバ)を持たせてくれたりと、予想外のおまけもありました。また、果物屋ではマンゴーを勧めてくれて、巨大アップルマンゴーを驚きの1500円で購入。後日、沖縄旅行を反芻しながらいただきました。


お土産にいただいたバンジロウ(グァバ)
南国のフルーツらしい芳醇な香り


農連市場で購入したアップルマンゴー


とろーり濃厚な甘さが溜まりません (●^o^●)


市場から戻った後は、開封済みのおやつなどを食べながら帰り支度をし、10時過ぎにはチェックアウト。ゆいレール小禄駅で途中下車し、駅前の イオン で食材などを購入してから空港へ向かいました。

搭乗手続きを済ませて荷物を預けた後は、空港ビル4Fにある沖縄そば屋 天龍にて今回最後の沖縄料理を堪能しました。



↑は中身そば。見てのとおり、柔らかく煮込んだ豚モツなどの内臓を載せたそばで、今回初挑戦です。部位が部位だけに、あっさりしていて美味しい。そば屋によってはラインナップにない場合も多いですが、メニューにある場合は選択肢の一つとして考えないといけませんね。


こちらは豚足を載せたてびちそば。トロトロに煮込んだコラーゲンの塊です。余分な脂は下茹でして落としてあるので、こう見えて意外とヘルシー。こちらも美味しくいただきました。


帰りはJALの飛行機で羽田まで飛び、羽田からは東京駅八重洲口までリムジンバス、更にそこから高速バスで茨城空港という経路でしたが、飛行機が予定より遅れて、危うくリムジンバスに乗り遅れそうになる(しかもそれを逃すと、茨城空港行きの最終バスに乗れない)というハプニングがあり、最後まで気の抜けない旅行でした。

今のところ茨城~那覇便は期間限定ですが、これが定期便になるとアクセスが便利になって、夏休み以外にも沖縄に行きやすくなるかも。スカイマークさん、よろしくお願いします。

ということで沖縄旅行記、今回は初めて最後まで辿り着くことができました。後半は写真も少なく駆け足ぎみになってしまいましたが、区切りをつけられたので良しとしましょう。また来年、楽しい旅行ができるように、一年間頑張りましょね~。

(おしまい)


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沖縄旅行2012(その10) [沖縄]

9月13日(4日目)の続きです。

博物館を出る頃には、もう午後1時を回っていたので昼食へ。今回は、というか今回もお昼は大東そばと決めていたので、ゆいレールで見栄橋駅まで戻ります。見栄橋駅からは徒歩で国際通りに向けて歩き、途中ニューパラダイス通りに入って約200mで到着。既に2時を過ぎていたこともあり、空席があってすぐに座れました。

注文したのは、定番の大東そばと寿司のセット、それにソーキそば。


大東すし

大東すしはサワラの漬けの握り。ここに来るのは、このお寿司が目当てだったりします。

もちろんそばも美味しいです。スープは比較的あっさり。


ソーキそば

食事の後は、国際通り~壺屋通りをブラブラと歩いてお土産などを購入しました。

夜はホテルの近所の居酒屋、琉宮ダイニング亀千人へ。タイムサービスがあり、単に近くて安いという理由で入ったお店でしたが、注文した料理はどれも美味しくて良かったです。


牛スジの煮込み


アグーの串揚げ


サーモンのカルパッチョ


ラフテー


クリームチーズのオーブン焼き

ただし、店内の壁には液晶モニターが何台か掛けてあって、絶えずミュージック・クリップが流れているので、静かに飲食する雰囲気ではありません。友達同士、ワイワイ飲むにはいいお店だと思います。

(以下つづく)


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沖縄旅行2012(その9) [沖縄]

9月13日(4日目)

「その6」にも書いたように、那覇に戻ってからの予定は立てておらず、この日も前もって立てた予定は何もなし。なので、前日の夜に観光系フリーペーパーで見かけた、沖縄県立博物館の企画展示「お化け屋敷で科学する」を見に行くことにしました。

県立博物館は美術館と併設で、ゆいレールの最寄駅は おもろまち。駅前一等地には、国内なのに免税品が買える「DFSギャラリア」という大型免税店があって、那覇市の観光スポットの一つになっている模様。博物館へは駅から歩いて10分くらいですが、10分とはいえ、美豚や愚っ痴のドでかい看板を横目にテクテク歩いていると、強烈な日差しに肌が焼け、とたんに汗が噴き出してきます。ブランド物にまったく興味のないひとにとって、ギャラリアは用なしスポット。思わず「博物館とギャラリアの場所を交換しろ!」と言いたくなります(笑)

そうこうしているうちに博物館に到着~。早速料金を払って館内に入ると、どこかの園児の団体がちょうど入場するところだったので、少しベンチで休んでから入場しました。



この企画展示は、人が恐怖を感じる仕組みや、世の中の怪奇現象・心霊現象(と言われているもの)を科学的な視点で解説するというもの。前半は暗幕を張った迷路を進む恐怖体験エリアで、よくある古典的な仕掛けで驚かせてくれます。後半はパネル展示が中心で、新旧取り混ぜて科学的な解説が並んでいました。また、展示の最後にはモニターがあって、恐怖体験エリアで驚く人達の様子を隠しカメラを通して見られるだけでなく、仕掛けの起動ボタンを押して驚かすこともできるようになってました。

本格的なお化け屋敷ではないので恐怖体験エリアはちょっと物足りなかったですが、まぁまぁ楽しめる展示でした。

さて、博物館の館外の一角には、沖縄の伝統的な赤瓦の民家が建っていて、中を見学することができます。以前来た時はちょっと眺めただけで帰ってしまいましたが、今回は休憩がてら上り込んで、写真も撮ってきました。


これは正面からの写真。


床の間のあるお部屋「一番座」。


土間にはかまどがあります。


北側の部屋には機織り機。見たところ使えそうな感じ。

使われている木材の経年具合からして、この建物は、恐らく博物館が今のところに移転した際に新築されたものだと思いますが、本島北部の本部町や今帰仁村には、実際の古民家を改築した民宿が何軒かあります。一度泊まってみたいと思っているのですが、ほとんどが一棟貸しで、人数が少ないと割高なんですよねぇ。空いてる古民家を買って、移住する、というハイレベルな技もありますが・・・まぁ今のところちょっと難しいかな。

(以下つづく)


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沖縄旅行2012(その8) [沖縄]

前回更新から1ヶ月以上経ってしまいましたが、9月12日(3日目)の続きです。


勝連城跡の見学でこの日の予定は終了(予定といっても行き当たりばったりですが)。あとは那覇へ戻ってレンタカーを返却し、ホテルにチェックインするだけ・・・だったのですが、渋滞にはまって苦労しました。

勝連城跡を出発したのが午後4時半頃だったので、ちょうど夕方のラッシュの時間に当たってしまったのです。思えばこれまでの旅行では、ラッシュが始まる頃にレンタカーを返却するようなタイミングで那覇に戻って来ていました。それが今回は、ラッシュアワーのド真ん中。あんなに混むとは思ってませんでした。

さらに困ったことに、レンタカー店の近くで給油しようと思ったら、ガソリンスタンドが見つからない! ナビを頼りにスタンドの場所に向かうとコイン式の駐車場になってたり、全然違う狭い路地にナビゲートされたりで、あっちこっちグルグルと徘徊。

徘徊中、運良くレンタカーの系列店の前を通り掛かったので、そこで停車して店員さんに最寄りのスタンドの場所を訊き、やっとのことで給油完了。レンタカーも返却して、3日目・4日目と連泊する ホテルサンパレス球陽館 にチェックインしました。

球陽館は、ゆいレール県庁前駅から徒歩2分くらいのところに位置する老舗ホテルです。ホテルのウェブサイトにも書いてあるとおり、高級ホテルでもリゾートホテルでもありませんが、老舗の割には綺麗ですし、値段もそこそこ。なんといっても交通の便がとてもいい(国際通りへも歩いて10分弱)ので気に入りました。実をいうと良かった理由はもう一つあるのですが、それについてはまた後で書きます。

そんなこんなで無事にチェックインもできたことだし、以前から気になっていた居酒屋にでも行くか!!と気合を入れて出かけてみると、なんと・・・違う店になってました orz (後で調べてみたところ、別の場所に移転して再オープンしたようです。)

国際通りに行けば食事ができる店はたくさんありますが、もう面倒臭くなってしまったので、ホテルのすぐ近くにある居酒屋「和風HEALING A PRIVATE ROOM 一路。」に入りました。

とりあえずオリオンの生中で乾杯した後、早速料理を注文(写真を撮り忘れて食べ掛けになってたりしますが、ご容赦ください ^^; )。


あぐーのニンニク炒め@735円


ヒラヤーチー@410円


フーチャンプルー@588円


そしてオススメ・メニューの若鶏のにんにく焼き@700円

この他に泡盛を水割りで一合飲んで終了。

屋号のとおり少人数で利用できる個室が多く、ワイワイやるのもマッタリするのにもいい感じのお店です。沖縄料理の居酒屋というよりも、沖縄料理もある居酒屋なので、それを目当てで行くとちょっと物足りないかも。泡盛の種類が少なかったのも残念な気がします。

(以下つづく)

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沖縄旅行2012(その7) [沖縄]

9月12日(3日目)の続きです。

香樹嶺(こうじゅれい)を後にしてからは、国道58号線を南下します。そのまま58号線をひたすら進めば那覇へと辿り着くわけですが、レンタカーは夜8時までに返却すればよいので、ちょっと遠回りして本島の東海岸に向かうことにしました。目指すはうるま市にある海中道路です。


途中、恩納村にある おんなの駅 で休憩して、海中道路の中ほどにある 海の駅あやはし館 には3時半頃到着しました。

その頃にはどうも怪しい雲が出てきて、なんとなく雨が降りそうな雰囲気だったので、サッと売店を冷やかしただけで次の目的地、勝連城跡へGo!(なので海中道路での写真がありません)。

勝連城跡 は沖縄にある9箇所の世界遺産のうちの一つ。海中道路からは車で10分程度の距離です。

小高い丘の上に築かれた城で、頂上(一の郭)に辿り着くには、そこそこ勾配のある坂道を登っていきます。下の写真は三の郭を見上げたところ。



二の郭の城壁の上から南方を見下ろしたところ。左側の石垣の下側が三の郭です。



二の郭の城壁の上から一の郭を見上げたところ(上の写真とは逆方向を見てます)。断崖絶壁です。



一の郭の城壁の上から、再び南方を見下ろしたところ。



一の郭の北側城壁から東の方向を見下ろしたところ。眼下に広がるのは中城(なかぐすく)湾です。



雲の中の晴れ間。



城にはイソヒヨドリがたくさんいます。崖のあるところに棲むらしく、地元では見かけたことがありませんでした。3メートルくらいまでなら近寄れます。



かつては城壁の石が道路工事などに使われ、昭和初期頃には城壁はほとんどなくなってしまったとか。現在の姿は修復によるものなんですね。発掘調査や修復作業は現在も続いていて、訪問した時も測量や工事が行われていました。下の写真は四の郭の城壁です。




勝連城跡は見学料無料、見学時間も決まってないので夜でも見学できるそうです。夜の勝連城、一度来てみたいかも。でも照明はないのでちょっと怖いですね。

今回の勝連城は、2009年の今帰仁城に続いて2箇所目です。特に城跡巡りが好きってわけではなかったのですが、機会があったら他の城にも行ってみたくなりました。

(以下つづく)


#結局、雨は降りませんでした。

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沖縄旅行2012(その6) [沖縄]

9月12日(3日目)

最初に書いたように、沖縄も今回で10回目。久米島、宮古島、久米島、座間味島と、最初は離島から入った沖縄旅行も、5回目以降は本島が続いています(日帰りで阿嘉島に一度行った)。4泊5日の前半は地方で遊び、後半は那覇を中心に動く、といったパターンも固まってきました。最近はパターンが固まり過ぎて那覇の予定を何も立てず、折角の沖縄を無駄に過ごしている感もあるのですが、振り返ってみると昔から同じかも。

というわけで、今回もこのパターンに沿って、3日目のこの日は那覇に戻ります。

北部から那覇に戻る際に通るルートといえば、県道84号線の伊豆味街道。沖縄そば屋が多いので、通称「そば街道」と呼ばれていたりしますが、お洒落なカフェや工房も多いようで、沿道にはそれらしい看板があちこちに立っています。

そして、沖縄観光系のフリーペーパーを見ると必ず載ってる パイナップルパークフルーツランド も、この通り沿いにあります(今年5月には 御菓子御殿 もできた)。パイナップルパークはいつも観光客が一杯で、みなんそんなにパイナップルが好きなのだろうか・・・と不思議に思うのですが、これがマーケティング効果というものなのでしょうか。私にとってはどちらも未踏の地ですけど。

そう言えば以前、久米島の 赤嶺パイン園 というところでパイナップルを食べたのを思い出しました。パイン畑の目の前にテントと作業小屋みたいなのが立っていて、穫れたてのパインをその場で切って出してくれるのです(おっと唾液が・・・)。その頃(10年以上前)は500円で食べ放題でしたが、さっき調べてみたら今は一皿500円なんですねぇ。時代の流れを感じるわ。

閑話休題。

そんな伊豆味街道で忘れちゃいけないスポットと言えば、

ゴーヤーパーク! (ウェブサイトはこっち


(2010年9月17日撮影)

こんな駄ブログに長い間お付き合いくださっている皆様には、もうすっかりお馴染みですね。

去年は行けなかったので、ゴーヤーパークへ行くのは2年ぶり。今回は訪沖前にメールのやり取りをして、いつもお世話になってる通販部のケイコさんと一緒にランチするアポも取ってあります。

約束は11時半なので、とりあえずいつものように水耕栽培ハウスを見学。2年前に来た時も、何やらちょっと怪しい雰囲気になっていましたが、今回はそれがハッキリしていましたよ。

ハウスに入ってすぐの所は、当たり前ながらゴーヤーの棚があって、一本の株から四方にツルが伸びています。



イボが尖っているのはベトナムゴーヤー? 元々は色が薄いはずなので、交配してしまったのかも。



先に進むと、揺り籠に巨大なシブイ(冬瓜)が。



メロンもぶらり。



バナナがいっぱい。熟したら皆さんで食べるのでしょうか?



そして、いつ見てもインパクト大のヘビウリ! 初めて見た時の衝撃は、今でも忘れられません。



トグロ巻き。このまま飾っておきたいですね!



茶色に色付いたのは赤毛瓜。沖縄では「モーウィ」と呼ばれています。一昨年、沖縄で種を買ってきて、去年は実家の母に作ってもらいました(ウチの菜園ではスペースが足りないので)。



冬瓜ほどではありませんが、大きさは結構あります。果皮はちょっとササクレ立っていて、「チクチクして痛い!」と母は文句を言ってました。



これは・・・



キュウリですな。

写真を撮り忘れましたが、ナーベラー(ヘチマ)もありました。そう言えば一昨年はカボチャもあったような。

ケイコさんによると、現在のハウス担当者に替わってからこのような状態に様変わりしたらしく、最近社内でも「これじゃヤバい」と囁かれていたとか(笑)。なので近々担当者を元に戻して、ゴーヤーパークらしい水耕栽培ハウスたるべく、原点回帰を目指すらしいです。「ズッキーニも仲間に加えてください」とリクエストしようと思ったのに残念 (>_<)

そうこうしているうちに約束の11時半になり、ケイコさんと合流。この日はお仕事はお休みだったそうですが、午後1時から用事があるとのこと。あまり時間に余裕がないので、早速ケイコさんのお気に入りの中から、名護市北部合同庁舎の裏手にある香樹嶺(こうじゅれい)というお店に行くことにしました。

香樹嶺は、地元沖縄産の無農薬野菜を使用した家庭料理のお店です。一見すると普通の民家ですが、フローリング部分が増築されているので店内は意外と広く、芝生の庭に面したテーブル席は開放感があって、女性に人気がありそうな良い雰囲気。メニューのバリエーションは少なくて、ランチタイムの食事は2種類のランチメニューのみです。みんな仲良く、おすすめランチ(\1,000)をオーダー。



色々な野菜を使った小鉢がズラリ。見るからにヘルシーです。料理はどれもあっさりしていますが、しっかりと野菜の旨みが感じられて美味しい! 前日の夜に肉を食べ過ぎたので、もたれ気味の胃袋にちょうど良い感じ。黒米ご飯と味噌汁は、お代わり自由です。

食後にはケーキと飲み物が出ました(飲み物はセルフサービス)。


アップルパイ


ティラミス


紅芋ケーキ

二年ぶりの再会の時間は、あっという間に過ぎてしまいました。ゴーヤーパークのこと、沖縄のこと、茨城のこと、色々と楽しいお話をさせていただきました。こちらからお誘いしたにも拘らず、結局ご馳走になってしまって、恐縮しきりです。


これを書きながら、初めてゴーヤーパークを訪れた時のことを思い出して、ちょっと懐かしい気持ちになったりもしてます。普段は季節のご挨拶程度で、頻繁にメールのやりとりをさせていただいてるわけではないので、積もる話はたくさんありますが、それはまた次回のお楽しみにしたいと思います。


ケイコさんとはここでお別れ。那覇に向けて出発です。


#ネットで調べても、ランチにデザートが付いているような記事は見つからないので、もしかするとケイコさんが頼んでくれたのかもしれません。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

(以下つづく)


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沖縄旅行2012(その5) [沖縄]

9月11日(2日目)の続きです。

照屋は素泊まりのみです。ゲストハウスにキッチンは付いていないので、夕食は食べに行くか買って来るかということになります。島内の食事処はパーラーやカフェが中心で、夜営業している食堂や居酒屋はないようです。女将さんに聞いたところ、屋我地島(やがじしま)のワルミ大橋を渡って仲宗根地区に行くとAコープがあるそうなので、そこで買ってくることにしました。

ワルミ大橋は2010年12月に開通したので、渡るのは今回が初めて。屋我地島西側の羽地内海(はねじないかい)は、台風などで海が荒れた時に船の退避場所になるらしく、比較的大きな船が橋の下を通れるように、高い場所に橋が設置されているとか。海面から40メートルくらいあるので、車で通っていても遠くの海しか見えません。橋が開通して交通の便が良くなったのは確実で、古宇利島から美ら海水族館まで車で行く場合、所要時間が10分くらい短縮されたとのことです。

仲宗根地区は村役場や公民館があり、比較的民家が多い地区です。総合運動公園や自動車学校もあります。実際に行ってみて思い出したのですが、今帰仁アグーの炭火焼で有名な とり好 があるのも仲宗根地区で、Aコープから歩いて数分の距離だということが判りました。とり好はテイクアウトも可能なので、Aコープで買い物する前に注文しておきます。

ということで、この日の夕食メニュー(食べるのに夢中で、写真が食べ掛けばかりです/笑)。まずはとり好で買った肉・肉・肉。

あっさり味の今帰仁アグーの塩焼きはビールにぴったり。



牛タンは・・・ふつうに美味い。でもタンは細切りにしない方がいいかな。



いちおう焼き鳥屋なので鶏の軟骨とササミを購入。ササミはジューシーでボリュームもあり、食べ応え抜群。



続いてAコープでの調達品。タマン(ハマフエフキ)の刺身。昼間あれだけ刺身を食べたのに、売ってるのを見たら心が動きました。



ちょっと歯応えがあって美味しい! 普通に醤油で食べましたが、沖縄風に酢味噌ダレにした方が合うかも。

まだ温かだった沖縄の島豆腐。買うのは今回が初めて。この写真で半丁として売ってます。



沖縄の豆腐は水分が少なくて身が締まっているので、ものすごいボリューム。元から塩味が付いてるので、そのまま食べても美味しいのですが、さすがにこの量だと飽きます。結局食べきれず、冷蔵庫に入れておいて翌朝食べました。ゆし豆腐にしとけばよかったと軽く後悔。

ぷちぷち食感が癖になる海ぶどう。



そしてAコープに行く前に、今帰仁の駅「そーれ」で買った豚足。あまり煮込んでないので身がほぐれにくく、ちょっと食べづらかったです。写真に写ってるのは2個ですが、3個入ってました。



最後は女将さんからの差し入れ。沖縄の県魚グルクンの唐揚げです。ご主人が釣り上げたものだそうです。あっつい中、わざわざ油料理してくださいました。シークワーサーは「そーれ」で買ったもの。




たらふく食べてご満悦。これにて2日目終了です。

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沖縄旅行2012(その4) [沖縄]

9月11日(2日目)の続きです。

午後2時半頃、ケータイで女将さんの案内を受けながら、照屋に無事到着。島の一番高台にあって、細い農道を通って行かなくてはなりません。住所を入力すればナビで行けなくもないですが、初めての場合は明るいうちの方が無難です。

時間も時間なので、とりあえず荷物だけ置いて、ハーリー会場まで乗せていってもらいました。会場は古宇利港で、前回のエントリーで触れた「しらさ食堂」の目の前にある小さな埠頭です。お祭り用テントが設置されており、50人からの人達が集まっていました。

このハーリー、どうやら「ウンジャミ」という豊作祈願祭の一環として毎年行われているようで、旧盆明けの最初の亥の日に開催されるとか(ここ参照)。言ってみれば村祭りみたいなものなので観光客の姿は皆無に等しく、明らかに観光客な我々がテント内に入ると、半径3メートル以内にいるおばぁたちの視線が一斉に集まります ^^; 幸い女将さんが傍にいるので、すぐに「お客さん?」と判ってもらえましたが、かなり場違いな雰囲気を醸していたことと思います。

船なのでスタートラインに就くのがなかなか難しいようで、司会のおじぃが各チームに並ぶよう促すのですが、バリバリの島言葉なので何を言ってるのかさっぱり。周りのおばぁたちが笑ってるのを見て、冗談交じりで叱り付けてるんだな、というのが辛うじて伝わってくる程度です。

だいたい位置に付いたところで、いよいよスタート! 200メートルくらい先にあるブイを回って、スタート地点まで先に戻ったチームが優勝です。



漕ぎ手のコンビネーションはもちろん、いかに最短距離を進むかということで、レースの鍵を握るのは舵取り役らしいです。



レースの方は小ぢんまりとしたもので、島内を3地区に分けての第一レースと、うちなーんちゅの同期生による2チーム+移住者チームで競う第二レースのみ。第一レースには女性だけのチームもありました。漕ぎ手が足りない場合は飛び入りで参加できるかもと聞いてたので、漕ぐ気満々でいたのですが、残念ながら今回は叶わず。

そんなこんなで、レースよりも待ち時間のほうが長かったくらいのハーリーが終了。お昼を食べてなかったので、中途半端な時間だけど近くで食事しようかと思ったら、「これからうちの地区の反省会やるから一緒に来なさい。」と女将さんが誘ってくれました。「さすがにそこまでは・・・」と思いつつも、「いいからいいから」という言葉に乗って中地区のテントに行くと、お弁当と飲み物を配給中で、図々しくもジューシーと



お刺身(↓で一人分)



そしてさんぴん茶をいただきました。缶ビールもありましたが、さすがに「そっちください!」とは言えませんでした (^_^;)

恐らく地区の会費や寄付金などで賄われている貴重なお弁当、何もお手伝いせず、ロクに応援もしてしないのにご馳走になってしまいました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました m(__)m  そのうちハーリー漕ぎたいですね。

(以下つづく)


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沖縄旅行2012(その3) [沖縄]

9月11日(2日目)の続きです。

カヤック終了後はシャワーを浴びて着替えを済ませ、2日目に泊まる古宇利島(こうりじま)のゲストハウス 照屋(てぃーらー) に向かいます。午後は特に予定を入れておらず、国頭村の道の駅でも覗いて夕方に着けばいいかと思っていたのですが、その日の朝に宿の女将さんが電話をくれて、午後2時頃からハーリーをやるので良かったら観においで、とわざわざ知らせてくれました。ということで、学びの森から照屋に直行します。

その途中で嬉しいハプニング。

学びの森から県道2号線に出て、山道のカーブの一つを曲がり切ろうとしたその先で、ヤンバルクイナが道路を横断している!!

車の前方3メートルくらいを猛ダッシュで駆け抜け、転げるようにして藪の中に入って行きました。

野生のヤンバルクイナを見るのは今回が初めて(保護飼育されているのは、一昨年ネオパークオキナワで見ました)。ほんの一瞬の出来事だったので、写真を撮れなかったのが残念です。


ヤンバルクイナ@ネオパークオキナワ(2010年9月17日撮影)

学びの森では早朝に出没しやすいと聞いたので、まさか見られるとは思っていませんでしたよ。しばし呆気に取られ、その直後には「轢かなくて良かった~」と胸をなで下ろしました。

カヤック前に聞いたガイドさんのお話によると、野生のヤンバルクイナは推定1500羽らしいです。これでも十分少ないのですが、実は沖縄の県鳥であるノグチゲラ(キツツキの仲間)は推定500羽とのこと。ノグチゲラの方が少なかったんですねぇ。いずれにせよ絶滅危惧種であることには変わりありませんね。チャンスがあったら、両方ともジックリ観察してみたいものです。


照屋のある古宇利島は、本部(もとぶ)半島の東側に位置する周囲8km程度の島で、沖縄本島からは奥武島(おうじま)、屋我地島(やがじしま)を挟んで橋で結ばれています。屋我地島と古宇利島を結ぶ橋は古宇利大橋といって、全長約2キロメートル。沖縄県内の離島に架かる橋としては、今のところ最も長いそうです(宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋――全長約3.5キロメートル――が建設中で、完成すると抜かれてしまうらしい)。

橋が開通したのは2005年なので、まだそんなに古くありません。開通する前は定期船で行き来していたそうです。


古宇利大橋

開通後は観光客も増え、以前に比べだいぶ賑やかになったようですね。ビーチもあるので海水浴は無論のこと、エメラルドグリーンの海に真っ直ぐ伸びる橋をドライブするだけでも気持ちいいです。なので、橋を渡って島内を一周し、記念撮影してブルーシールアイスかウニ丼を食べて帰る、といったインスタントな観光の人が多いような気がします。


古宇利島の夏の特産品ウニ丼(2009年9月19日撮影)

そういえば今回は、ブルーシールもウニ丼も食べなかったな~。島内でウニ丼を食べられるところは結構あるようですが、照屋の女将さんは、古宇利港の前にある「しらさ食堂」(民宿も経営)がオススメと仰ってました。

(以下つづく)


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沖縄旅行2012(その2) [沖縄]

9月11日(2日目)
朝食はもちろん学びの森で摂りました。ゴーヤーの和え物に沖縄らしさがありますが、他は至って普通の美味しい朝食です。



この日の午前中は、学びの森主催の「亜熱帯ジャングルカヌーと川遊び」というツアープログラムに参加しました。安波ダムへ移動してカヤックに挑戦です。一昨年は今帰仁村の海辺の学校で参加したので、カヤックをやるのは今回が2回目です。

注意事項などの説明を受けた後、ウェットスーツに着替えてダム内のカヌー乗り場まで車で移動。現場でライフジャケットを着込み、パドルの使い方を練習したら、いよいよカヤックに乗り込んで湖面に漕ぎ出します。

参加者は関西から来たと思しき女の子5人のグループと我々の二組で、ガイドの方を含めて4艘のカヤックに分乗して漕ぎ進みます。目指すはダム湖に流れ込む床川(とこがわ)。



やんばる地方には大きなダムが8つあって、那覇を含めた都市部の水瓶としての役割を果たしているとか。安波ダムのダム湖はクイナ湖といって、その名はもちろんヤンバルクイナからきています。深さは50m以上あるそうです。

ダム湖の周辺は、やんばるの大自然。



進行方向後方。



小さな滝も2つありました(1つは撮影失敗)。



床川に入って行くと、徐々にジャングルっぽくなってきます。



ちょっとした探検気分です。楽しぃ~♪



途中で大量の流木に出くわしました。8月下旬に襲来した台風15号の影響とのこと。



スタッフの方が少しずつ片付けているらしいですが、大変な作業だと思われます。そう言えば、学びの森に来る途中の道路も何ヶ所か土砂崩れが発生したようで、工事のため片側通行になっていました。



浅瀬になったところでカヤックから降りて川遊び。写っているのはガイドしてくださったスタッフの江里奈さん。



川の水はヒンヤリしてます。下の写真の奥の方は深くなっていて、ゴーグルを付けて水中を覗くと、リュウキュウアユやヨシノボリ(ハゼの仲間)といった小魚がたくさんいました。調子に乗って進むと足が届かない深みがあって、一瞬焦りました ^_^;



きれいなトンボ。リュウキュウハグロトンボのオスです。川岸にたくさんいました。メスは全体的に黒っぽくて地味。



ひとしきり遊んで川の水で体が冷えてきたところに、温かいお茶とサーターアンダギーの差し入れをいただきました。休憩後は記念撮影をして川遊び終了。

帰りは同じコースを逆に辿ってカヌー乗り場まで戻ります。照り付ける太陽は強烈ですが、水面を吹き抜ける風が気持ちいい! (^o^)



漕ぎ出してから戻るまで2時間弱。レクチャーや着替えなども含めると、だいたい3時間くらいのプログラムです。ライフジャケット着用なので泳げなくても安心。使用するカヤックは安定性が高いので、よほどのことがない限り転覆しないとのことでした。

カヤックは学びの森の宿泊者以外も参加できますが、宿泊者は割引があります。他にバードウォッチングなどのプログラムもあるので、機会があったらぜひ参加してみたいです。

(以下つづく)

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